[仕事紹介]専門委員(文化)のお仕事
文化委員会のお仕事は、所沢市社会教育課より委託されています。
PTA会員である親のための学びと情報交換の場としての、家庭教育学級(清進小での愛称は❝くすのき学級❞)の企画、運営を行います。
今年度はコロナ禍により活動はありませんでしたが、毎年4月に参加者(学級生)を募集して、開講式と閉講式を含む、年間だいたい8回の講座を開いています。
■仕事の流れ■
4月
所沢市社会教育課が開く『代表者会議』に参加。
ここで、手引書をもらい、今後の流れや書類の書き方の説明を受けます。
3週間ほどの間に、その年度に行う講座内容をすべて決めます。
旧役員も集まり、過去に人気のあった講座や、他校で人気のあった講座等を挙げて、一緒に考えてくれるので、心強いです。
さらに、保護者に手紙を出して、参加者(学級生)を募集します。
令和元年度は、4月の募集と、6月に行った再募集で、約70名が集まりました。
5月
所沢市社会教育課に、全講座内容を提出、了承を得ます。
社会教育課のOKが出たら、開講式でお話していただく校長先生や、各講座の講師の先生に、講座依頼の連絡をします。
講座ごとに担当者も決めます。
基本的に2人で1講座を担当しますが、それでは人数が足りないので、比較的準備が楽な講座の担当者は、複数の口座を掛け持ちします。
6月
くすのき学級 開講式<第1回講座>
ここからは、各担当者が中心となり、計8回の講座を開催していきます。
開催前に、出欠や集金の確認、資料作成、講座の流れの確認、使用備品の準備等で、月2回くらい集まります。
1月
くすのき学級 閉講式<第8回講座>
閉講式終了後は、茶話会を開いています。お菓子を食べながら感想を言いあったりします。
講座を通して色々な学びや気づきがあったと、喜んでくださる声を聞くと、やってよかったなと思える嬉しい時間でもあります。
また、参加者(学級生)の皆さんからコメントを集めて、書記さんが文集を作成し、関係者に配布します。
2月
所沢市社会教育課が開く『研究協議会』に参加。
協議会で事例発表をする代表校は、順番に回ってきます。代表校にあたった場合は、スライド等を使い活動報告をします。
ワイン講座を開いて、実際にワインを飲みながらワインについて学んだという例もありました。今後の活動の参考になります。
4月
新年度のくすのき学級のお知らせ(募集のお便り)を印刷・配布して、次年度の委員の方に引き継ぎます。
過去の講座計画は以下をご参照ください。
委員長・副委員長さんから文化委員の実務についてお話を伺いました。
くすのき学級を楽しみにしている方がたくさんいらっしゃるので、文化委員の負担を最小限に抑え、楽しみながら活動できるようになるといいと思います。本部も、負担軽減のアイディアを出し合いながら、協力していきます。
💭経験者の方から💭
Q「忙しい時期はいつ頃ですか?」
A「4月~5月です。新役員が決まってすぐに、社会教育課主催の会議で、提出書類の説明等があります。年間の講座計画を立てて、社会教育課に提出したり、開講式の日時を決めたりと、やることがたくさんありました。」
Q「一番大変だったことは何ですか?」
A「流れを理解して動くまでに時間があまりなかったのが大変でした。また、講座案内を学級生ひとりひとりの封筒に入れ、出欠票を回収し、回答のない方へ個別連絡したりするのが、大変でした。」
Q「やってよかった、と思ったことは何ですか?」
A「色々な親が積極的に学校に関わっているんだなと知れたことです。くすのき学級の講座を楽しみにしている人たちがいらっしゃることや、日ごろ気に留めていなかったビオトープについて知ることができました。」