[活動報告:文化]家庭教育学級相談会

5月末、文化委員が担当している家庭教育学級の開催計画に関する相談をするため、PTA会長、文化委員長、文化委員会計担当の3名で、市の社会教育課を訪問しました。



なぜこの3名で訪問したかというと、家庭教育学級は、PTA本部役員(会長)が運営委員長として市の委託を受け、担当する委員会の代表者(清進小では文化委員長)が学級長を担っており、この2名に加え、市から補助金が出る関係で会計担当者も同席を求められていたためです。


家庭教育学級は、文部科学省の指導の下、補助金を受けながら各小中学校で運営するよう指導されています。各学校で講座にユニークな名前をつけており、清進小では「くすのき学級」と呼ばれています。


所沢市教育委員会のリーフレットには

・家庭は、子供にとって最初の学習の場。生活習慣や自制心、自立心、善悪の判断、社会的マナーなどをはぐくむ原点で、人間形成を図るうえで重要な役割を果たす

・核家族化、少子化などに伴い懸念される家庭での教育力の低下が懸念されており、保護者が家庭教育の在り方を見直し、子育てに関する情報や知識を得られる機会を持つことを国や地方公共団体は支援しなければならない

(教育基本法に明記されている)

・受講生同士が交流を通して子育て等の情報交換をすることも目指している

というようなことが書いてあります。ご興味のある方は下記ご覧ください。

(参考:所沢市教育委員会『家庭教育学級のご案内』


文化委員は4月にも「代表者会議」という家庭教育学級の説明会を受けていました。

社会教育課としては、「学校で授業ができていれば、家庭教育学級も開催は可能(してもよい)」という考え方だということで、説明会後、早速年間の講座開催計画を作成しました。この日はその開催計画の実効性や運営に関する様々な相談ができる機会として設けられたものでした。


そこで、今までのくすのき学級のやりかたや、運営方針、家庭教育学級の制度そのものについての素朴な疑問まで、いろんなことを時間いっぱい質問してきました。

その結果、今まで「しなくてはいけない」と思っていたことが、実は教育委員会から求められているわけではない(しなくてもよい)ことだったなど、文化委員の負担を軽減できるような気付きも得ることができました。こちらが改善を要望したいくつかについては、国が決めていることなので、今年度対応することはできないが、来年度に向けて検討する、とおっしゃっていただきました。

今年も感染症拡大の懸念はあるので、その中でできる範囲で「無理なく」でいいというようなお話もありました。


文化委員では、今年もみなさんに興味を持って楽しんでいただけそうな講座を、このような状況でもできる方法で開催できるよう、考えながら開講の準備を進めています。

また、今年は受講申し込み受付、各講座の開催通知・出欠確認などをオンラインで行う予定で、講座自体もオンラインで行うことができるかなどの検討もしています。


6月中に受講生募集を行い、7月に開会式を行う予定ですので、ぜひ募集案内に目を通し、受講をご検討ください。