[活動報告:会長]4校校長&会長オンライン交流会
11月末に、向陽中学校、西富小学校、北小学校と清進小学校の校長・PTA会長によるオンライン交流会を開催しました。
〜向陽中学校区4校連絡協議会とは?〜
向陽中学校および同校に進学する3小学校のPTAは、「向陽中学校区4校連絡協議会」と称し、PTA活動や学校活動に関する情報交換を中心とした交流を図っています。
毎年順番に幹事校を決め、令和元年度までは6月と2月に懇親会(活動報告会兼夕食会)を開催していましたが、コロナ禍の令和2年度は、交流が一切ありませんでした。
今年度は何らかの形で交流を持とうと4校PTA会長で話し合い、昨年度の幹事校になっていた本校PTAが、そのまま今年度の幹事を引き受けました。
〜今回の流れと方針〜
開催方針はその年の幹事校に委ねていただけるとのことで、本校PTAはまず、「情報交換は書面にて行う」ことに決めました。
- 7月:書面での活動報告
(コロナ禍のPTA活動の工夫、オンライン化、役員負担軽減策など) - 9月:書面での追加報告
(7月に各校から挙げられた他校への質問にそれぞれ回答)
※いずれもPDF化した報告資料を会長間のLINEグループで交換、各役員へ配布
その後、9月末に緊急事態宣言が解除され、各校から対面での交流を望む声もあったので、交流会の企画に取り組みました。
- 引き続き感染防止に努めるべき状況は変わらない
- コロナ禍に限らず、全員での夜間の会食が必須とは言い難い、
- 実務的な情報交換は、全役員が一堂に会さずとも、役職ごとにできれば十分
- 4校で計40名前後になり、全員の都合を合わせるのも難しい
- 会食のセッティングや子どもをおいての夜間の活動は役員の負担にもなりうる
(会食が親睦を深める、それを楽しみにしている、という意見もありましたが)
という観点から、
- 校長&会長の回(平日夜間のオンライン開催)
- 副会長・会計・書記の回(平日日中の対面開催@公民館)
に分けて、飲食を伴わない交流会(情報交換会)を開催することを決めました。
〜校長&会長オンライン交流会〜
さて、校長&会長によるオンライン交流会では、本校PTAでは定番となりつつあるZoomを利用しました。本校PTAのZoomアカウントでは利用時間が最大40分(再接続はできますが)という制約があるため、所沢市PTA連合会のアカウント(時間制限なし、100名まで参加可能)をお借りしました。
活動報告は事前に書面(PDF)で行っていましたので、それを印刷して配布することも、読み上げていただくことも省略、代わりに要約のスライドだけを用意して、本校PTA会長の司会による座談会形式をとりました。
みなさんにご意見を伺った主なテーマは以下のとおりです。
- コロナ禍において、学校はどのようにPTAと連携してきたか
- コロナ禍に限らず、学校がPTAに期待すること
- PTAは必要か
- 会長を引き受けた経緯
- 理想的なPTA活動、役員活動とは
- 4校交流会の活かし方
〜話し合いの内容〜
学校によって状況や体制、保護者の雰囲気も異なりますので、できることや合う方法は異なります。それでも
- 役員候補が出にくくなるのは、PTAの活動が保護者に見えていないことが大きい
(「役員はこうしなければならない」という誤解や思い込みも多い)
(正確な情報や実際の活動を保護者に知ってもらわなければいけない) - 生活環境や保護者の状況の変化に合わない古い体質や制度の見直しが必要
(共働き家庭の増加、必要な活動・不要な作業の精査) - 学校のことをもっと知りたい、学校に協力したいと考える親はいる
(無理なく、できるときに気軽に参加できる体制になるとよい)
各会長からは積極的なご発言をいただき、各校長からは「なるほど」と思う気づきの多いお話をいただきました。初めての形式ではありましたが、1時間半を有意義に使った座談会となりました。
〜次回は副会長・書記・会計〜
12月の副会長・書記・会計の会では、具体的な実務について意見交換を行う予定です。本校PTAからは、
- PTA会費の集金方法
について、他校に質問させていただいています。本校PTAは現金集金ですが、口座引落にしている学校があるので、その仕組みや是非を詳しく伺ってみたいと考えています。
他校からは
- オンラインでの役員選考はどのように行っているのか
- 役員の任期を1年にしても引継ぎはスムーズにできるのか
という質問がでており、本校PTAの取り組みを紹介する予定です。