[活動報告:文化]令和3年度くすのき学級 ハーバリウム講座

校庭の木々も葉を落とし、冬の訪れを感じる12月10日、第4回くすのき学級が開催されました。

今回は「癒しのハーバリウム体験」と題した講座で、ハンドメイド講師の大庭かおる先生を講師におむかえしました。



この講座は、くすのき学級開講式での学級生の皆様の挨拶の時にも、ぜひ体験してみたいとの声が多く寄せられていたもので、本来は9月に開催予定でした新型コロナウイルス感染症の影響で延期となり、一時は開催も危ぶまれましたが、感染が落ち着いた12月に開催する事ができました。

校長先生がご挨拶の時に、ご自分も挑戦したいとおっしゃり、急遽教頭先生とお二人一緒に参加されました。

今回は、瓶の中に花材を入れてオイルを入れるハーバリウムと、下の部分にカラフルな砂を入れてから花材を入れるサンドアートハーバリウムを選んで(または両方を)作成する事ができました。

講師の大庭先生のご指導のもと、まずは瓶の中に入れる砂や花材を選ぶところからはじまりました。



色とりどりの砂や美しい花材の数々に、迷ってしまう学級生が続出でしたが、先生のアドバイスを受けてそれぞれ好みの組み合わせを選ぶことができました。

それを、ピンセットで瓶の中に入れていくのですが、中々思い通りの所に花材を置く事ができません。何度も花材を出したり入れたりしながら、周りの人同士で「もっと花材が入るんじゃない?」「もう少し空間を開けた方がきれいかな?」など、楽しく話しながら作っていきました。

先生は「とってもきれい!」と褒めてくださりつつ「こうすると360度どこから見てもきれいに見えますよ」と手直ししてくださったりしました。

花材を入れ終わった瓶に、オイルを満たしていくと、出来上がりです。皆それぞれ、個性豊かで美しい作品ができあがりました。

それらを窓辺に一列に並べて記念撮影をしました。日に当たるとキラキラと美しさが倍増し、皆一斉にシャッターを切っていました。





開催後の学級生の感想文からは「集中して物を作るなんて久しぶりで楽しかった」「皆と楽しくおしゃべりしながら作成できてよかった」などなど楽しく有意義な時間が過ごせた様子が伺えました。

物を作る楽しみと、帰宅後も家に飾る楽しみがあるハーバリウム講座、忙しない年の瀬に、まさに癒しのひとときとなりました。