[活動報告:会長・広報]学校評議員会、6年生を送る会

◆学校評議員会

今年度のPTA会長は「学校評議員」を兼ねています。

学校評議員とは、学校推薦により市が委嘱する人員で、学校運営に関して校長から報告を聞き意見を述べる役割を担います。今年度は現PTA会長の他、過去にPTA会長を務めた方や地域の方などが含まれています。

6月に続き行われた2月の回でも、児童や教職員に行ったアンケートや保護者による学校評価の結果、学校の現状や様々な取り組み等の報告を聞き、校内を見学して気づいたことや保護者から聞く意見をもとにした提案などを行いました。

令和元年度までは給食の試食も含まれていましたが、ここ2年は感染拡大防止の観点から中止されており、この日は会議の後、6年生を送る会を見学しました。

「6ねんせいはっ!たよりになるねっ!」というかわいらしい振り付けを披露した1年生や、6年生全員の名前を読み上げてエールをおくった4年生、6年生を巻き込んで縄跳びをした3年生など、見ている側も思わず声をあげて楽しんでしまうほど心温まる会でした。後日開催された懇談会に出席した保護者は、子どもの学年が披露した出し物のみ録画を見せていただくことができましたが、すべての保護者に全学年の出し物を見ていただけたらいいのにと思う、素晴らしいイベントでした。


◆広報委員の活動

先日配布されたPTA広報誌「せいしん」第175号にはその様子が多くの写真と共に紹介されています。

これまでの広報誌は4月の教職員紹介号発行の後、7月と12月に発行される年が多かったのですが、今年度の広報誌は12月と3月に発行されました。そして、3月の第175号は「卒業記念号」という副題をつけて、中面で6年生を送る会や委員会活動を、裏面でクラブ活動を、写真を載せながら紹介したものになっています。これは、他校PTAの広報誌を参考にした令和3年度広報委員のアイディアです。

広報誌は学校が発行されているものと誤解されがちですが、4月の教職員紹介号含めPTAの広報委員が制作しています。かつては遠足などに同行したこともあったようですが、今年の広報委員も限られた行事の中で、5年生のキャンプファイヤーや運動会などを取材し、広報誌の題材集めに努めていました。

この日も腕章をつけた広報委員が、会場内で一生懸命撮影を行っていました。



今はスマートフォンで高画質の写真が撮影でき、撮影した画像はPTA役員・委員用アプリ「LINEWORKS」でそのまま共有して原稿データ作成に移ることができます。印刷業者を変えたことで毎回の印刷費も一万円以上削減され、広報委員は効率よく工夫された広報誌を発行しています。

広報誌はその年の広報委員がアイデアや個性を生かし、子供達の日常を保護者や関係団体に見せる紙媒体です。できあがりを見た時とってもやりがいを感じます。力を合わせた成果物を手にしたとき、デジタルのこの時代に味わえない達成感を感じさせます。

現在、PTAではオンライン・ペーパーレス化を進めていますが、広報誌は貴重なフルカラーの紙媒体として、これからもお手元に配布されます。令和4年度の広報委員も引き継ぎを受け、活動準備を始めていますので、今後も取材や撮影にご理解とご協力をよろしくお願いいたします。