[活動報告:本部]令和4年度定例会


  昨日、令和4年度定例会を開催しました。

  定例会とは、学校とPTA(本部・委員会)、育成会、後援会、せいしんネットの代表者によるミーティングです。かつては毎学期ごとに開催し、活動報告を行っていたようですが、昨年度は「年度初めの顔合わせ」として5月に1回のみ開催し、本部からオンライン・ペーパーレス化と規約改正を目指すことをお話ししたほか、PTA経費精算方法の説明を行いました。

 今年も「初顔合わせ」として集まっていただきましたが、せっかくの対面の機会なので、PTA連絡用スマートフォンアプリ「コドモン」の正式導入を開始したことを受け、オンライン・ペーパーレス化の考え方を共有していただけるよう、口頭で説明させていただきました。

 そして今回は、出席した役員・委員の皆さんに事前に回答いただいたアンケートをもとに、学校に質問や提案をさせていただく時間を設けました。

 事前アンケートの質問内容は以下の3点です。

①学校の感染拡大防止対策やその中での行事開催についての質問、提案
②学校支援費をどのように使うのが良いか
③その他学校、本部や他の委員会への質問、提案

 ①については、学校の予防対策はきちんとされていて、感染も最小限に抑えられている、先生方がよくやってくださっていると評価する声が複数挙がっていました。

 運動会や音楽会などの校内行事について「今年こそ児童全員でできる形を願う」「他の学年の発表や競技を見せてあげたい」「保護者は録画や配信でもよいので児童だけでも」、林間学校や修学旅行に対しても、「どうしたら開催できるのか」を考えていけたらという多くの声をご紹介しました。

 運動会については、学校として今年も動画配信を考えてくださっていると、本部にも協力依頼が事前にありました。全校開催についてはその時の状況次第になりますが、昨年のように9月になってまん延防止措置や緊急事態宣言が出ることがなければ、期待が持てると思われます。

 ②については、具体的なものとして
・感染予防対策(消毒液、ハンドソープ、飛沫防止ガード、空気清浄機など)
・校外学習や芸術鑑賞などの体験
・動画配信やネット環境改善に役立つ機材

などが挙がっていました。児童や先生方の学校生活が少しでも良くなるよう、先生方に希望を伺い、学校が必要とするものを優先するのが良いという声も複数ありました。 

 今年は体育館の床補修工事が発生するため、2学期は体育館での室内体育授業や行事開催が見込めません。学校の決定を支持し、先生方とご相談しながら、このような状況下でも期待される学校生活が送れるような支援に充てられればと思います。

 ③については、Chromebookの活用方針や、児童の放課後の過ごし方などを学校からご説明いただきました。また、地区委員会より挙げられた通学班の班長旗の必要性(荷物がない日は持たなくてもいいのではないか)についても、学校から検討の余地を伺いました。


 冒頭のオンライン・ペーパーレス化の考え方の中で、

PTAは必要」「役員・委員も必要」というのであれば

「役員・委員を引き受けてもいい」と考えてくれる人が手を挙げやすく、時間的負担も少なく活動しやすいよう

そして「引き受けてもいい」と考えてくださる方が増えるようにしていくことが必要で、そのためにオンライン・ペーパーレス化が役に立つのであれば、取り入れていくべきと思う

というご説明をしました。でもそれは、すべてオンライン化すべきとか、対面は必要ないということではなく、オンライン化と対面、両方を取り入れて相乗効果に期待したいということです。 

 短期間で質問や提案を集められるのはオンラインの強み。直接回答を得て誤解や疑問が解消できるのは対面のありがたさ。このような機会を持つことで、役員・委員を引き受けてよかったという「役員・委員を引き受けるメリット」につながり、PTAが有意義な組織になればと思います。