【活動報告:本部】令和5年度 第2回 定例会

3月6日に今年度のPTA第2回定例を開催しました。


定例会はPTA本部が主催しており、先生方、PTA各委員会(本部、厚生、文化、広報、選考)、地区委員、後援会、育成会、せいしんネットなど、清進小学校に関わる団体が一堂に会して、各々の団体の活動報告や意見交換を行う場として定期的に開催しているものです。(現在は5月と3月の年2回、開催しております。)


今回も校長先生、教頭先生をはじめ、各団体の代表の方々に集まって頂き、出席者は22名となりました。


<第2回定例会のアジェンダ>

1.開会の言葉

2.PTA会長より挨拶

3.各団体・委員会より今年度の活動報告 

4.座談会「これからのPTAについて」

5.教頭先生よりご挨拶

6.校長先生よりご挨拶

7.閉会の言葉


最後に本部会計と各団体・各委員の代表の方にて経費の精算を行いました。


各団体・委員会の活動報告で印象に残った報告や出席者からのご意見などをいくつかご紹介します。


【広報委員会】

現在、広報紙は年2回発行。来年度は委員の負担軽減を目的に年1回(先生紹介号のみ)の予定となっているようだが、年1回まで少なくしてしまうならば、広報委員会として委員を募集せずとも本部役員の仕事の一環として広報紙を作成することでも良いのではないか。

→最低でも年1回という意図であり、広報委員会の中で年に複数回発行したいという意見があれば、複数回の発行でも問題ない旨をPTA会長より説明しました。


【厚生委員会】

ベルマークにて物品を購入した場合、購入した金額の10%がベルマーク財団に寄付され、教育設備の乏しい学校や全国の災害や被災し困っている人々の援助に回されている。自分の子供が通う小学校だけでなく、社会貢献にもなっていることを保護者と子供に伝えたい。

→これは厚生委員会の活動報告ブログの「厚生委員会だより」にも記載されています。


【育成会】

ここ数年の会員数の減少により、今年度をもって解散。育成会が解散しても、今後も地域の行事に親子にて参加し、交流を図り、子どもたちがまっすぐに成長していってくれることを願う。


続いて「これからのPTAについて」をテーマに、4つのグループに分かれて座談会が行われました。まず司会のPTA副会長より、大人気ドラマの『不適切にもほどがある』を引き合いに、昭和から令和にかけて小学校を取り巻く環境で何が変わってきているか、を考えながら、座談会を進めて頂ければ、とのアナウンスがありました。

座談会の中で出た意見をいくつかご紹介します。

・昔は専業主婦の世帯が多く、それを前提とした組織や制度が今も残っているものがある。現在は共働き世帯が増えており、時代にそぐわないものがある。そこを見直していかない限り、PTAに未来はないと思う。

・果たして今の時代に厚生、文化、広報の専門委員は必要なのか?それだけのために委員を募集する必要性を感じない。PTA本部役員の人数を増やして対応することも検討すべき。

・各委員ごとに委員長を選出しているが、そこまで大きい組織でもないのに「委員長」は不要ではないかと思う。「長(おさ)」というネーミングも仰々しい。委員代表でも良いのではないか。

・PTA活動は、どうしてもスリム化の方向へ進んでいくのは仕方のないことだと思うが、有志による運動会の手伝いや、せいしんネットのトイレ清掃など、残しておくべきものもあると思う。


校長先生からは『清進小学校では、学校と保護者の連絡用にtetoru(テトル)、PTA活動用にCoDMON(コドモン)といったスマートフォンアプリが導入されていますが、所沢市内の他の学校はまだまだそういった動きは少ないのが現状です。そういった意味でも清進小学校は進んでいるほうだと思います』とのお話がありました。

世間的にはPTAの在り方見直しの気運が高まっている一方、見直しが思うように進まないPTAが多いと聞きます。そのような中、校長先生のお話を通じて清進小学校のPTAは着実に改革が進んでいるのだなと感じました。