【活動報告:本部】令和6年度 第1回 定例会

 


 6月7日に、令和6年度PTA第1回定例会議を行いました。

 定例会はPTA本部が主催し、飯島校長先生、三石教頭先生、そしてPTAの各委員会(厚生・文化・広報・選考)、更に、地区委員、後援会、せいしんネット(新・清進小学校応援団)など、清進小学校に関わる団体が一堂に会し、今年度の活動計画や意見交換を行いました。
※ せいしんネットの名称は『清進小 学校応援団』に変更されます。
 それに伴い、せいしんネットほうかごところも、『清進小ほうかごところ』となります。

次第は以下の通り
1.開会の言葉
2.PTA本部会長より挨拶
3.参加者自己紹介
4.各委員会よりご挨拶(今年度の活動概要・抱負)
5.座談会
6.三石教頭よりご挨拶
7.飯島校長よりご挨拶
8.閉会の言葉
最後に本部会計係より、PTA会費の精算についての説明を行いました。

 活発なディスカッションを引き出す為に、4つのグループに分かれ、所属もバラバラにして着席しました。
 座談会が始まると、5〜6人でのグループ内では、PTA各委員のなり手がいない現状への憂いなどを個々の立場から発言し、活発な意見交換がスタートしました。

 会長の挨拶の中の言葉『子供達の笑顔のために! 』……ここに集まるに至った経緯は皆様々でしたが、その言葉を今一度共有し、現状打開への知恵を絞り合いました。

 特に、今年度、今時点で一人もお引き受け下さる人がいない6年生の学年委員についても様々な意見が出ました。
 今年度の活動がないということは、今まで卒業生達が手にしていた卒業記念品を用意する事ができず、予算は次年度つまり今の5年生に託されることとなってしまいます。
 こうした現状は、ただ単に共働き家庭の増加や無関心だけではなく、活動がないことによって子供達にどんな影響がもたらされるかについての周知が足りないのでは、あるいは、誰も手を挙げていないという現実に気がついていないのでは……他にも定員に達していない委員会や、何とかお声がけして少人数で活動を開始した委員会の例も挙げ、全体的にどう周知をするか、ということにもたくさんの意見が出ました。

 ここ数年の先達メンバーの大改革によって、業務はスリム化されています。無駄を省き、仕事をしながらでも子供達の背中を支える存在になれるべく、様々な工夫が続けられています。

 一方で、コロナも5類相当となって、対面でのコミュニケーションも戻りつつあります。その観点からも良案が沢山飛び出しました。
● 活動の様子を見学して頂く他、写真や動画などを積極的に使って、視覚的に分かり易く活動内容をアピールするのはどうだろう。
● 精神的なハードルの高さを払拭する為にも、引き継ぎなどの対面コミュニケーションを少し戻しつつ、子供達にも知ってもらい、子供達を介して保護者に知ってもらうのも良いのでは。(構内掲示など)
● 仲のいい保護者同士が、イベントごとにボランティア参加として経験していただくのも良いのでは。
● いっそ、ご褒美を出しちゃおう!!(運動会などのVIP席待遇、など)

 一方で、地区委員の現状についても、改革を要する課題について提案が出されました。
 また、学校応援団の皆さんの日頃のご尽力に一人の親として心からの感謝を申し上げつつ、おんぶに抱っこではない、保護者サイドからの積極的な参加を促す工夫についてもご意見を伺いました。

 参加したメンバーは、立候補だけではなく、他選、お声掛けで集まった方など背景は様々です。しかしながら、危機感は誰もが共有しており、白熱した座談会となりました。

 心の奥の柔襞に、小さな『子供達の為に何かを……』との思いの実を抱いている方はきっといらっしゃるハズ……そんな希望を胸に、今年度の精力的な活動を誓い合って閉会となりました。

 これよりは、日々の各団体間やPTA本部の連携は、LINE WORKSやオンラインミーティングで進め、対面での定例会は三学期を予定しております。