令和元年度 臨時総会ニュース
令和２年３月１０日(火)に開催予定でしたPTA臨時総会ですが、コロナウイルス感染防止のための臨時休校に伴い、校舎内の会場に集まることが叶わず、同日、出席予定者を対象にウェブサイト上にて採決を取る形での開催となりました。
採決内容をまとめた臨時総会ニュースを作成いたしましたので、ご確認ください。
臨時総会ニュース ←PDF形式で閲覧・ダウンロードできます。
以下、本文テキスト
―――
清進小学校PTA会員各位 宛
清進小学校PTA会長 平井雅人 発
「PTA臨時総会ニュース」
（清進小学校P発第６号 令和２年３月31日）
桜の花が咲き始め、木々の葉が芽吹く季節となりました。
3月10日（火）、くすのきルームで開催予定であったPTA臨時総会は、新型コロナウイルス感染予防のため、校舎の会場に集まることが叶わず、同日、出席予定者を対象にウェブサイト上で採決を取る形での開催となりました。
１.令和元年度PTA会長からの説明（平井 雅人 ＰＴＡ会長）
今回皆様に予めお配りした規約改正案は、①PTA役員の全体の選出人数を減らすこと、②選出された役員を柔軟に配置できる仕組みにすること、この二つを意図しています。
①は、PTAを取り巻く社会の変化を背景にしています。具体的には、いわゆる少子化に伴い、清進小の児童数・家庭数も年々減っており、今後もその傾向は続くと見られます。PTAの役員数もその実態になるべく合うように、減らすべきではないかと考えました。そこには、いわゆる「役員の二巡目問題」（※高学年になるまでに全員が役員経験者になり、２回目を引き受ける保護者の負担が大きい問題）を起きにくくしたいという思いも込めています。
②は、昨年から今年にかけての役員をめぐる二つの変化を背景にしています。一つは、学年行事の多くがPTA主体から学校主体の運営に変わり、学年によっては活動のボリュームが大きく減ったことです。もう一つは、本部役員永年免除の内部ルールが変わり、今まで少なかった立候補者が増えたことです。これらの変化を受けて、学年委員や選考委員の人数配置を見直すべきところですが、その人数は規約で具体的に定められています。そこで、規約を改正し、人数を減らしつつ柔軟な運用ができる体制を目指したいと考えました。
以上のような意図がある一方で、規約改正を巡っては、本部役員の間でも意見が分かれ、賛否両論がありました。役員数に関わる規約改正という大きな決定を今年の本部が主導して行ってしまってよいのか、もっと準備を重ねてから慎重に行うべきではないのか、今改正しなければ来年度以降の保護者の負担を見て見ぬふりをすることになるのではないかなど、多くの迷いとためらいが入り混じりながら議論を重ねました。そして最後には、現本部のチャレンジとして臨時総会開催に向け動いてみよう、実際に役員を務めてくれる保護者の皆さんに意思を問うて、信任が得られるようであれば規約改正を行おう、そうでなければ今回の規約改正は見合わせよう、という結論に至りました。
例年は行われないイレギュラーな臨時総会だけに、案内配布後どれだけの家庭から委任状が提出されるか、全く予想がつかないまま期限を迎えましたが、結果として過半数を遥かに超える数の委任状の提出をいただきました。これを受けて臨時総会開催は現実のものとなり、当日に向け準備を進めていたそんな折、今回の新型肺炎コロナウイルスの感染予防のため、学校は臨時休校、くすのきルームでの臨時総会開催を断念せざるを得なくなりました。
とはいえ、次年度からの適用となる規約改正に寄せられた多くの家庭の信任を負っている以上、何らかの形で臨時総会を開催する必要があると判断し、ウェブサイト上で採決を取る形をとりました。出席の意思表示をした方を対象に採決方法等の案内をし、事前に質問を受け、回答し、当日採決を取るという手順です。議事については、下記のとおりです。
今回のようなウェブサイトを利用した採決の仕方は、未だ成熟した方法とは言いきれず、多くの課題を孕むものであることは重々承知していますが、今回の特殊な状況下での特別な対応として、皆さまにはご理解をいただきたくお願いいたします。
２.校長挨拶（成田 仁 校長先生）
こんにちは。校長の成田です。
日頃から、本校の教育活動に対して、深いご理解とご協力をいただきまして、誠に感謝申し上げます。
3月25日（水）には、桜が見事に咲き誇る中、本校50回目の卒業式を挙行いたました。みなさんもご存じの通り、新型コロナウィルス感染拡大防止対策として、教育委員会の指示のよる「少人数・短時間・マスク着用」で実施いたしました。しかし、卒業生達は、立派な姿で式に臨んでくれました。また、体育館から巣立つ姿はとても堂々としていました。卒業生の保護者の皆様にかわりまして、清進小学校教職員一同で卒業生の雄姿を見させていただきました。とても立派でした。クスノキでご家族の皆さんと写真を撮られている姿には涙が出ました。
卒業生の保護者の皆様、本当におめでとうございました。
さて、新型コロナウィルスの影響でオリンピックも2021年に延期されました。社会の情勢は目まぐるしく日々変化をしています。少子化の問題は清進小学校だけではなく、日本中どこにでもある問題となっています。この問題を解決すべく、清進小学校のＰＴＡ会長より、役員選出の人数変更を検討したいとご相談を受け、本日に至っています。
今後もＰＴＡ活動がよりよいものになることをご祈念申し上げ、あいさつとさせていただきます。今後とも、よろしくお願いします。
３.議事
出席予定者31名、委任状提出者377名、計408名。PTA会員543名の5分の1以上が確認されましたので、臨時総会は成立いたしました。
議案：清進小学校ＰＴＡ規約改正
本部に連絡があった出席予定者のうち、20名が議決権を行使し20名の承認が得られ、可決されました。
４.規約改正に伴う役員数の変更
改正前の規約では、役員数は1学年3クラス体制で72名と固定されていましたが、改正後は同体制で36名以上とし、学年行事や卒業対策など、活動量に合わせて柔軟な人数設定ができるようにしました。また、選考委員の人数を活動実態に合わせて減らしました。その結果として年度初めの役員選出は、下記左の人数で進める予定です。役員の総数を減らしつつ、必要な部分には人数を手厚く配置できるよう考えております。ご理解の上、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
●規約改正後
●規約改正前（参考）
（以上）
採決内容をまとめた臨時総会ニュースを作成いたしましたので、ご確認ください。
臨時総会ニュース ←PDF形式で閲覧・ダウンロードできます。
以下、本文テキスト
―――
清進小学校PTA会員各位 宛
清進小学校PTA会長 平井雅人 発
「PTA臨時総会ニュース」
（清進小学校P発第６号 令和２年３月31日）
桜の花が咲き始め、木々の葉が芽吹く季節となりました。
3月10日（火）、くすのきルームで開催予定であったPTA臨時総会は、新型コロナウイルス感染予防のため、校舎の会場に集まることが叶わず、同日、出席予定者を対象にウェブサイト上で採決を取る形での開催となりました。
１.令和元年度PTA会長からの説明（平井 雅人 ＰＴＡ会長）
今回皆様に予めお配りした規約改正案は、①PTA役員の全体の選出人数を減らすこと、②選出された役員を柔軟に配置できる仕組みにすること、この二つを意図しています。
①は、PTAを取り巻く社会の変化を背景にしています。具体的には、いわゆる少子化に伴い、清進小の児童数・家庭数も年々減っており、今後もその傾向は続くと見られます。PTAの役員数もその実態になるべく合うように、減らすべきではないかと考えました。そこには、いわゆる「役員の二巡目問題」（※高学年になるまでに全員が役員経験者になり、２回目を引き受ける保護者の負担が大きい問題）を起きにくくしたいという思いも込めています。
②は、昨年から今年にかけての役員をめぐる二つの変化を背景にしています。一つは、学年行事の多くがPTA主体から学校主体の運営に変わり、学年によっては活動のボリュームが大きく減ったことです。もう一つは、本部役員永年免除の内部ルールが変わり、今まで少なかった立候補者が増えたことです。これらの変化を受けて、学年委員や選考委員の人数配置を見直すべきところですが、その人数は規約で具体的に定められています。そこで、規約を改正し、人数を減らしつつ柔軟な運用ができる体制を目指したいと考えました。
以上のような意図がある一方で、規約改正を巡っては、本部役員の間でも意見が分かれ、賛否両論がありました。役員数に関わる規約改正という大きな決定を今年の本部が主導して行ってしまってよいのか、もっと準備を重ねてから慎重に行うべきではないのか、今改正しなければ来年度以降の保護者の負担を見て見ぬふりをすることになるのではないかなど、多くの迷いとためらいが入り混じりながら議論を重ねました。そして最後には、現本部のチャレンジとして臨時総会開催に向け動いてみよう、実際に役員を務めてくれる保護者の皆さんに意思を問うて、信任が得られるようであれば規約改正を行おう、そうでなければ今回の規約改正は見合わせよう、という結論に至りました。
例年は行われないイレギュラーな臨時総会だけに、案内配布後どれだけの家庭から委任状が提出されるか、全く予想がつかないまま期限を迎えましたが、結果として過半数を遥かに超える数の委任状の提出をいただきました。これを受けて臨時総会開催は現実のものとなり、当日に向け準備を進めていたそんな折、今回の新型肺炎コロナウイルスの感染予防のため、学校は臨時休校、くすのきルームでの臨時総会開催を断念せざるを得なくなりました。
とはいえ、次年度からの適用となる規約改正に寄せられた多くの家庭の信任を負っている以上、何らかの形で臨時総会を開催する必要があると判断し、ウェブサイト上で採決を取る形をとりました。出席の意思表示をした方を対象に採決方法等の案内をし、事前に質問を受け、回答し、当日採決を取るという手順です。議事については、下記のとおりです。
今回のようなウェブサイトを利用した採決の仕方は、未だ成熟した方法とは言いきれず、多くの課題を孕むものであることは重々承知していますが、今回の特殊な状況下での特別な対応として、皆さまにはご理解をいただきたくお願いいたします。
２.校長挨拶（成田 仁 校長先生）
こんにちは。校長の成田です。
日頃から、本校の教育活動に対して、深いご理解とご協力をいただきまして、誠に感謝申し上げます。
3月25日（水）には、桜が見事に咲き誇る中、本校50回目の卒業式を挙行いたました。みなさんもご存じの通り、新型コロナウィルス感染拡大防止対策として、教育委員会の指示のよる「少人数・短時間・マスク着用」で実施いたしました。しかし、卒業生達は、立派な姿で式に臨んでくれました。また、体育館から巣立つ姿はとても堂々としていました。卒業生の保護者の皆様にかわりまして、清進小学校教職員一同で卒業生の雄姿を見させていただきました。とても立派でした。クスノキでご家族の皆さんと写真を撮られている姿には涙が出ました。
卒業生の保護者の皆様、本当におめでとうございました。
さて、新型コロナウィルスの影響でオリンピックも2021年に延期されました。社会の情勢は目まぐるしく日々変化をしています。少子化の問題は清進小学校だけではなく、日本中どこにでもある問題となっています。この問題を解決すべく、清進小学校のＰＴＡ会長より、役員選出の人数変更を検討したいとご相談を受け、本日に至っています。
今後もＰＴＡ活動がよりよいものになることをご祈念申し上げ、あいさつとさせていただきます。今後とも、よろしくお願いします。
３.議事
出席予定者31名、委任状提出者377名、計408名。PTA会員543名の5分の1以上が確認されましたので、臨時総会は成立いたしました。
議案：清進小学校ＰＴＡ規約改正
本部に連絡があった出席予定者のうち、20名が議決権を行使し20名の承認が得られ、可決されました。
４.規約改正に伴う役員数の変更
改正前の規約では、役員数は1学年3クラス体制で72名と固定されていましたが、改正後は同体制で36名以上とし、学年行事や卒業対策など、活動量に合わせて柔軟な人数設定ができるようにしました。また、選考委員の人数を活動実態に合わせて減らしました。その結果として年度初めの役員選出は、下記左の人数で進める予定です。役員の総数を減らしつつ、必要な部分には人数を手厚く配置できるよう考えております。ご理解の上、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
●規約改正後
|
委員名
|
学年
|
専門
|
選考
|
計
|
|
1年
|
6
|
3
|
1
|
10
|
|
2年
|
3
|
3
|
1
|
7
|
|
3年
|
3
|
3
|
1
|
7
|
|
4年
|
3
|
3
|
1
|
7
|
|
5年
|
3
|
3
|
1
|
7
|
|
6年
|
6
|
3
|
0
|
9
|
|
計
|
24
|
18
|
5
|
47
|
●規約改正前（参考）
|
委員名
|
学年
|
専門
|
選考
|
卒対
|
計
|
|
1年
|
6
|
3
|
3
|
0
|
12
|
|
2年
|
6
|
3
|
3
|
0
|
12
|
|
3年
|
6
|
3
|
3
|
0
|
12
|
|
4年
|
6
|
3
|
3
|
0
|
12
|
|
5年
|
6
|
3
|
3
|
0
|
12
|
|
6年
|
6
|
3
|
0
|
3
|
12
|
|
計
|
36
|
18
|
15
|
3
|
72
|
（以上）