[コドモン導入アンケート]ご意見・ご質問に回答します - 2


コドモン正式導入に関するアンケートにご協力いただきありがとうございます。たくさんのご意見・ご質問をいただいておりますので、締め切りを待たず順番にご紹介し、ご質問に回答していきます。

※ページを分けて掲載しています。他のページもご覧ください。

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(2022.3.11 更新)

Q9-1:月額11,000円 年間132,000円と高額なのものを導入する理由がわからない。

A9-1:ご意見ありがとうございます。PTAは、ふれあいルーム(PTA作業室)にコピー機・印刷機各1台を所有しています。いずれも60万円前後で、これまで7~10年をめどに買い替えられており、そのために毎年10万円(1台5万円ずつ)積み立てられていました。

令和元年度のコピー用紙代は約12,000円コピー機の保守費用は約53,000円でした。購入費用(積立)と合わせると、印刷配布を続けるために年間165,000円かけていくことになります。

印刷作業には、「平日・日中・学校で」という制約があります。全家庭・全児童に資料を配布する際は500部前後になり、ホチキス止めや仕分け作業は一人では負担があります。数名が都合のつく日程となると、配布が数日先になることもあります。

日程を合わせた印刷作業
仕事の休めた人や空いていた人が集まりました。

幸い、清進小には「役員を引き受けてもよい」と手を挙げてくださる保護者がたくさんいらっしゃいますが、その中にはお勤めしている方や乳幼児を抱えている方、お体の悪い高齢者と同居している方もいらっしゃいます。

これからも「PTAは必要」「誰か役員・委員を引き受けてください」というのであれば、

引き受けてもよいと考えてくださる方に「PTAのこれまでのやり方に合わせていただく」

のではなく、

PTAを「引き受けてくださる保護者に合わせる

という発想が必要なように思います。

そのためにオンライン・ペーパーレス化、アプリの導入などが役に立つのであれば、取り入れていくべきではないか、その方が高性能のコピー機を購入するよりずっと価値のある投資、有意義な会費の使い道ではないかと考え、アプリ導入をご提案しています。

従って、

「私は役員経験がある」
 (もう引き受けない/引き受けたくない)
「私は役員になっても仕事で活動に参加できない」
(出来る人がやってくれるとありがたい)

という方にこそ、オンライン・ペーパーレス化、アプリ導入といった取り組みをご支持いただきたいです。

仕事をお持ちでも役員・委員に手を挙げてくださる保護者がたくさんいます。


未就学児のお子さんを連れて活動に参加してくださる方もいます。

自宅でもできることが増えれば、「引き受けてもいい」と考えてくださる方が
引き受けやすく、引き受けた後も活動しやすくなります。

コピー機・印刷機も、役員・委員が学校で作業ができて活動しやすくなるようにと導入されたのだろうと思います。アプリ導入も、目的は同じです。役員・委員だけではなく、保護者全員で利用できるという点では、PTA予算の使い道として、より理想的と言えるかもしれません。


Q9-2:今までのメール、資料添付、ブログへのリンクなどで十分対応出来るのではないか?

A9-2:ほっとメールは本来、学校や教育委員会からの重要なお知らせの送信に使われるもので、これまでPTAからのお知らせを送信できたのは、学校のご厚意で教頭先生がPTAの用意した文書を送信してくださっていたものです。

PTAのためのほっとメール配信は教頭先生の本来の業務ではありませんので、アプリ導入で余計なご負担をかけずに済むようになります。

ブログは本来、広く多く不特定多数の人に見てもらうためのツールです。世界中の誰でもみることができるため、載せられる文書も限られます。

その点、アプリは清進小の保護者のみに配信できるので、内容を選ばす配信しやすくなります。メールのように他の送信者からの情報と混ざらないのもよい点だと思います。


Q9-3:年間132,000円かけるなら直接子どもたちに反映できるものに使ってほしい。図書室の本購入や整備や修繕など。

A9-3:PTA会費は学校への援助資金として集めているものではなく、PTAの活動原資として納めていただいているものです。そのため、PTA配布文書を印刷するためのコピー機・印刷費も、用紙、文具、保護者ネームホルダー等の備品も、PTA会費で購入されてきました。

そして公立学校の施設整備や備品購入の費用は「市区町村が負担するもの」、つまり公費(税金)で賄われるのが原則です。これらの費用にPTA会費(私費)を充てることは、私費の流用として問題になったこともあります。昨年、教室内の塗装が剥がれたロッカーや壁などをPTAで補修することを提案しましたが、学校からは丁重にお断りされました。

ただ、清進小PTAの予算には「校内整備費」というものが長年組まれており、これまでも学校による児童のための活動や備品購入がここから援助されています。

PTAから学校に「寄付」を行うことはできます。しかしそれは、会費とは別に「寄付」を目的として集めた予算でなくてはなりません。「教育環境の整備改善」は規約に定められた清進小PTAの活動のひとつでもあり、公立学校は予算が潤沢とは言えないことから、学校が困った時に、児童のためにいつでも援助できるよう、寄付にあたる予算として「校内整備費」が組まれたのではないかと推測します。今年度もそのような理解のもと、コロナ禍で不足した消毒液等の購入を校内整備費で援助しています。

図書はよい贈り物ではありますが、毎年後援会が寄贈してくださっているようです。児童の為に何を提供したいか、今後も皆様と考えていければと思います。

次年度の総会では、予算案についてもきちんとご説明したいと思っています。 

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