[仕事紹介]PTA本部の仕事

(2022/09/03 更新)

 まもなく令和5年度PTA役員の募集が始まります。今年も本部の仕事、役職ごとの仕事を前年度役員のアンケート回答を交えて順にご紹介していきますので、ぜひご覧ください。

 今回は本部の仕事をご紹介します。


■本部の役割

PTA活動は役員・委員だけで行うものではなく、会員である保護者と教職員の皆さんと共に行うものです。役員は皆さんの代表として、予算を管理しながら活動を進めていきます。

具体的には、「清進小児童のゆたかな学校生活のため」というPTAの活動目的に対し、校長や教頭と度々話し合いを持ち、運動会や除草作業などの教育活動に協力したり、必要に応じ保護者の皆さんにもお声掛けをします。また、役員が活動しやすく保護者が参加しやすいPTAになるよう、各委員会とも連携しながら体制の改善に努めます。


■主な年間予定

選考から着任まで:

  • 前年度2学期中に内定
  • 前年度3学期に新旧顔合わせ(1月)、
  • 引継ぎ(3月)、
  • PTA定期総会出席[*1](4月)

着任後:

  • 5月:新年度本部発足のおしらせ発行
    総会ニュース発行
    学校三役との顔合わせ[*2」
    定例会[*3]の準備・開催、
  • 7月:学校との運動会打ち合わせ[*2」
  • 9月:運動会運営サポート
  • 10月:次年度役員候補者説明会協力
  • 12~1月:新入生保護者向け資料作成
  • 1月:新旧役員顔合わせ
  • 1~3月:次年度専門委員募集・選考[*4]、
  • 2~4月:PTA定期総会の準備、引継ぎ
日程未定:
  • 4校連絡会参加または企画(幹事校の年)[*5]
  • 本部ミーティング[*6]


*1
:PTA定期総会

前年度の活動報告・決算報告、新年度の活動計画案・予算案・役員選任案の審議が行われます。令和2年度以降はオンライン議決を採用しています。総会の承認を経て新年度本部が発足します。

*2:学校とのミーティング
定期的なミーティングはなく、必要に応じて都度時間をいただいて実施します。過去のミーティングについては、ブログ(カテゴリーより[活動報告:本部]を選択)をご覧ください。

*3:定例会
PTA本部役員と各委員長、後援会、育成会、せいしんネットの代表者が出席します。かつては毎学期開催されていましたが、3年度は必要最小限の開催に方針を変え、5月末に顔合わせの会を開催、4年度も5月に開催済で年内は未定です。

*4:専門委員選考
広報委員・文化委員・厚生委員・選考委員の募集・選考を行います。令和3年度・4年度の委員はオンラインで募集・選考しています。

*5:4校連絡会
向陽中および向陽中校区の北小、西富小、清進小の計4校で、情報交換及び親睦を図っています。かつては飲食を含む夜間の会合が年2回開催されていましたが、今後は4校副会長がLINEグループを作って連絡を取り合い、飲食を含まない情報交換会を年1回程度行う方針で合意しています。毎年交代で幹事校が回ってきます。(清進小PTAは令和3年度に幹事を務めています。)

*6:本部ミーティング
定期的なミーティングはありません。3年度は行事の打ち合わせやアプリ導入、規約改正の検討のためのミーティングを都度Zoomで開催しました。4年度も候補日の中から出席率の高い日を選んで、月1回のペースでZoomミーティングを開催しています。

■活動ツール

  • LINEWORKS
    役員・委員の皆さんには、スマートフォンアプリ「LINEWORKS」のインストールをお願いしています。PTA役員・委員間の情報共有、連絡、相談は主にLINEWORKSで行います。掲示板が活動マニュアルになっています。
  • Zoom
    時間と場所を選ばす直接話ができるので、3年度から活用しています。
  • TimeTree
    ふれあいルーム(PTA作業室)利用予約用アプリです。学校開放など清進小保護者も利用できるようLINEWORKSと分けています。


■前年度役員アンケート
令和3年度役員にアンケートにご回答いただきましたので参考にしてください。
(ご回答くださった皆様、ご協力ありがとうございました!)

Q:どのようにして本部役員候補になりましたか?


Q当時は外でお勤めされていましたか?


Q:立候補した理由、検討してもよいと思った理由を教えてください。

  • 家庭の事情で活動できる年度だったため
  • 令和2年度はPTAのあり方や活動の仕方を見直すヒントが見え始めた年でした。もう1年残って3年度の役員の皆さんと具体的に取り組みたいと思い立候補しました。
  • 誰も希望する方がいないなら、やってもいいと思った
  • 「運悪く当たってしまった」という気持ちで取り組むよりも、「やる」と決めて取り組んだ方が楽しめると思いました。また今後の事も考えて、早めにこなしておくと気持ちが楽になると考えたためです。
  • 永年世帯免除があったから。子供の話だけではなく、実際に自分が関わる事で学校の様子を見て、知りたかったから。
  • 学校の雰囲気や環境を参観時だけでなく、もう少し見てみたかった事。また子どもが学校生活に慣れ、少し落ち着いてきたことも理由の一つです。
  • 組織の仕組み作りや最適化が好きなので
  • 永年世帯免除、学校で子供の様子を見られるという点に惹かれました。
  • 果たして自分にできるのかと不安でしたが、子ども達が6年間お世話になる学校に少しでも携われたらという気持ちで検討してもよいと回答しました。

Q:本部役員を引き受けてよかったと思いますか?

Q:本部役員を引き受けてよかったこととして当てはまるものをすべて選択してください。

   ※「その他」の回答内容

  • 先生方や保護者の方からたくさんの励ましの言葉や協力を得ることができ嬉しかった。
  • 運動会のオンライン配信等、「役員でなければ計画・実行できないこと」に取り組めて、よい経験ができ、思い出になりました。

Q:役員活動(役員打ち合わせや作業、学校行事手伝いなど)は無理なくできましたか?参加できないときはどうしましたか?

  • 都合の良い日時で調整が可能だったので 無理なくできた。
  • コロナでずっと在宅勤務になったのと、フレックスも利用できたので、早朝や昼休みなどに活動に参加できました。それでもできないときはできないと言える、そのとき動ける人が進んでて手をあげてくれる雰囲気があり、甘えさせていただきました。
  • 無理はしませんでしたが、その分日中の作業などに参加できないことが多かったです
  • 無理な時は相談できる雰囲気だったため、無理なく活動できました。参加できない時は素直にお願いし、参加できる時に恩返しするように心がけました。
  • 仕事をしている為、役員活動との両立は、私生活において多少の無理はあったが、働いている方も多かった為、その日は参加できないと言いやすい環境であったのは助かった。参加できない日は、他の方に作業の協力を仰いだり、参加した方に打ち合わせ内容を聞いたりした。
  • 無理なく参加させていただきました。仕事やプライベートで参加できない事もありましたが、他の役員にフォローしていただきました。
  • 運動会などの特殊行事を除けば、全員参加が前提として求められるものはないという理解でした。なので、自分のスケジュールに合わせて無理なく動けたと思います。
  • 無理なくできました。参加できない時は他の役員の方々にフォローして頂きました。
  • はい。参加が難しい時(夜のZoom)等は、そのまま伝えていました。
Q:本部の会議はオンライン(主にZoom)で行いましたがいかがでしたか?PTA活動に有効だと思いますか?
  • 皆さんの都合に合わせてでき、有効だと思った。
  • Zoomの使い方が分からない、参加できないという人もいるかもしれませんが、対面の集まりなら全員参加できるかと言えばそうではありませんし、夜間や土日など、会議を持てる日時の選択肢が増え、より多くの意見交換の機会が持てて有効だと思います。また日中学校での活動が中心の頃と比較して、男女役員やお勤めしている方/していない方の活動の差がほぼなくなったと感じました。
  • 夜でも行えるので時間の自由度が高いと思います。日中参加できない人にも会議参加が広がり有効と思います
  • コロナ禍の密を避けることができたのでよかったです。コロナ禍でなくとも、参加場所を選ばず、時間の自由度も広がり、有効だと思います。
  • 有効であったと思う。
    ただ、ハード面で参加出来なかった方もいたので、コロナ禍故に難しい面もあるが、定期的に対面で話し合う場もあった方が良かったと思う。
  • 共働き世帯が増え、『子どもが学校に行っている間』が活動できる時間とは限らないので、今後も有効だと思います。
  • 有効だと思います。スマホさえあればわざわざ出向く必要がなく、気軽に声がかけられますし、感染拡大防止の観点からもとてもよかったと思います。
  • 下の子がいて、昼間の活動時間に限りがある為、夜間に会議ができるのはとても良かったと思います。
  • 足を運ばなくても良いことや耳だけの参加も出来るので家事をやりながら、また、途中参加、中座、途中退席もできたりと、とても有効だと思います。

Q:LINEWORKSはPTA活動にうまく活かされていたと思いますか?
  • はい。
  • 年度初めに連絡先を把握しておけば、全体集まりがなくても、個別対応ができよかった。
  • 文字のやり取りは記録に残りますし、LINEと違って下書き保存や話題ごとのトークの管理ができるので、あとから見返したり、仕事や家事の合間に読んで話題に追いつくことができました。委員会とも気軽に確認や意見交換ができたのもよかったです。掲示板がマニュアル代わりになって、今後の役員への引き継ぎもしやすくなっていると思います。
  • 以前との比較はわかりませんが、使いやすく、活かされていたと思います
  • 情報の共有がタイムリーにできることと、自分の都合にあわせて後から見直すことができるため、大変有効でした。
  • 自分は使い慣れた方々が近くにいた為、使い方で分からない事はすぐに聞けて、活かされていたと思うが、詳しい方のサポートが無ければ、使いこなすのに、相当時間がかかったかもしれない。今思えば、そう言う方も多かったのでは?と思う点はある。
  • 活かされていたと思います。
    いつでも気楽相談できるので、とても助かりました。
  • とても活かされていると思います。

Q:「何か役に立ちたいけど役員は難しそう」「興味はあるけど自分には無理なんじゃないか」など迷う保護者に対し、アドバイスをお願いします。
  • パートナー(同じ役職の役員)や、前年度の方、本部役員の方々に助言をいただき、時には手伝ってもらえるので、安心してできます。
  • 私もやる前は全く同じことを思っていましたし、きっとみなさん思うことは同じかと。アドバイスになるか分かりませんが、その気持ちがあれば十分ですので是非活動に参加してみてください!
  • やることがあるから役員なのですが、そのやり方ににはこうでなければならないというものはない、人によって社会の変化に応じて、変わっていくのが自然だと、経験して思います。PTAの古いイメージや体質に縛られず、やり方や活動内容を変えることを悪と思わず、むしろPTAを今の保護者、引き受ける自分達に合わせていこうと考えていいと思います。そもそも役員は無給のボランティア、ボランティアは強制されてやるものではなく、前向きな人が集まるからうまくいくもののように感じます。なので、役に立てることがあれば参加したい、やってもいいかな、という気持ちがある方は、その時点で向いていると思いますし、ぜひ立候補していただきたいです。
  • 最低限しなければいけないことはあると思いますが、無理なく持続可能にするためにはその年の役員でできる活動をすればいいと思います、その中で出来ることは誰にでもあると思います。
  • 「役員」にプロはいないと思うので、できる範囲の活動でよいかと思います。先生方や、PTA関連(現職、歴代)の方の支えもありますので、気軽に参加頂ければと思います。
  • 自分は知人に立候補するか悩んでいる時「ボランティアだもん。何も命とられる訳じゃない、やりたいと思う人が適任」と言われたのが決め手。出来る、出来ない、人それぞれ得意、不得意ありますが、子供を想う普通のお母さんの感覚が1番大事だと思います。
  • 書記として活動しましたが、実はPCが得意だったわけではなく、活動中も何度も自分の力不足を感じる事は正直ありました。ですが、役職関係なく協力し合い、無理なく活動に参加する事ができました。役員は一人ではないので、『自分に出来る事をやる』の気持ちがあれば、大丈夫だと思います。
  • PTAには色々な業務もありますし、時間や場所の拘束もインターネットのおかげでほぼなくなったに等しいと思います。少しでもやってみたい気持ちがあれば手をあげてみるのは良いと思います。
  • 役員になる前は私には無理なんじゃないかと思っていましたが、実際は不安に思っていた事等はなく、楽しく過ごせました。
Q:「こんなこともしてみたかった」「こうなるとよいと思う」など、今後の本部役員やPTAに期待することがあれば教えてください。
  • 仕事を探すとき、皆さん自分が興味のある仕事や条件のよい仕事を探して応募する、興味のないものや仕事内容がよく分からないもの、条件の悪いものに積極的に応募はしないと思います。そして募集する側は、適した方から応募が来るよう仕事内容や条件を明示して募集を出します。PTA役員も同じで、仕事内容がよくわからなかったり大変というイメージしかなければ応募は来ないし、募集するなら「やってもいいかな」と思ってもらえるものにしていくべきと思います。活動しやすい環境や他の保護者が応援し協力してくれるよい雰囲気を作って、清進小PTA役員が「楽しそう」「やってもいいかな」「やってみよう」と思われる「人気職種」になってくれたらいいなぁ、と思います。
  • 時代の変化に合わせて「やりやすい形」を目指して、誰でも気軽に参加できる、親も楽しめる活動になる事を期待しております。
  • 一年間の活動を通して、清進小のPTAは非常に前向きなPTAだと思いました。不要な作業は無くし、誰でも気軽に参加できる…そんな場を整えようと動いていました。
    昨今、どうしても負のイメージをされがちなPTA活動ですが、『子ども達の為に活動する保護者のために』今後もより良い活動を検討し、参加しやすいPTAであって欲しいと思います。
  • PTAの役員をやってわかったのは、想像以上に学校の先生方は大変だということです。もっとこうしてほしい等、要望を出すことは簡単ですが、その時には保護者側の理解や協力が必須に思います。子どもたちが健やかに学校生活を送れるように、より協力的で風通しの良いPTAになっていくといいなと思います。
  • LINE Worksやzoomのおかげで仕事内容がかなり簡素化されたと思います。役員がどんな方でも気軽に引き受けられるよう更に進化していって欲しいと思います。
  • 何かと制限が多いご時世での活動になりますが、学校への関わりもPTA自体の活動も、もっと科学的に考えるべきだと思っています。感染対策と称されている「制限」が続きますが、人と人とが触れ合う経験、児童の成長機会が失われることを極力抑えられるよう、子どものメンタルや成長を第一に事を考えるPTAであることを希望します。そのためなら今後も協力していきたいですし、子供たちが1日も早く日常を取り戻すためにできる声かけなども続けたいと思っています。
  • せっかく本部にいさせてもらったので、他の委員会や団体の活動にも参加して、もっと全体も見ておけば良かったと思った。
  • これといって具体的に思い浮かばないのでその他の回答になりますが、もう一年やればよかったと終えてみて思います。

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